幸せってなに?

結論から言うと

幸せとは充足感です。

 

充足感は

目に見える固形物のように

「ずっと目の前にある」

ということはありません。

 

充足感は

目に見えない「概念」ですから

目の間を走り去る車のように

通り過ぎていしまいます。

 

私にとっての充足感とは

何かをやり遂げた時の

達成感であることが

多かったように思います。

 

大学に生きたいと

死にものぐるいで努力し

大学に合格した時。

 

ピアノを弾くのが

子供の頃からの夢で

時間さえあれば

ピアノの練習をし

エリーゼのために

が弾けるようになった時。

 

外国で働くのが夢で

一年がかりでお金を貯めて

外国に渡った時。

 

私は満ち足りていました。

 

ですが、私の充足感は

「達成感」でしたから

達成してしまうと

消えてしまう

はかない充足感だったのです。

 

今思えば、

私は自己実現欲求が

自己の能力と比較して

高すぎたように思います。

 

難易度の高い目標を

設定しやすかったと。

 

歳をとってくると

今までできていたことが

できなくなってきます。

 

40代以降は

体や脳のおとろえを

強く感じるようになり、

それを悲しみ

その悲しみで

苦しくなってしまいます。

 

ですが、

登った山は

くだらなければなりません。

登っぱなしの登山なんて

ないわけですから。

 

心情的には

人生山あり 谷あり

といいますが

身体機能的には

0歳から20代くらいまでは昇って

40代くらいから

下がるしかないわけです。

 

自分の「老い」を

受け入れると、

小さな赤ん坊でさえ

いつかは亡くなるのだと

人生の全体像で

相手を見るようになります。

 

そうすると、

ああ、この人は

この時期なのねー

他人の人生を

俯瞰してみることができます。

 

公園でアリ達が

自分の体よりも大きな食料を

運んでいるのを見ては

「ああ、

 アリもがんばっているのだから

 私も

 日々の生活を管理できるよう

 頑張ろう」

思うように心がけています。